Hyolove’s blog

詩や日常のいろいろ

人はコイン

 このタイトルだけでは、「なんだよ、労働搾取の片棒を担いでいるのか」と左の方からパンチが飛んできそうである。

 そうではなく、これは一種の僕が思う人間論?である。

 無機物のコインには裏表が存在する。一方で命があり、生活をおこなっている人間も同様に表裏を持っている。

 一般的には社会での顔と家庭での顔が対応する。しかし、表裏はポジティブ・ネガティヴにも言い換えることができると思う。人間で考えれば長所短所と言われるように。表裏が存在しても、私自身が私であることには変わりは無い。

 人と比べてダメな部分があっても、過剰に自己否定してはならない。自分の好きな部分も、嫌な部分もひっくるめて、自分なのである。

 

コインは表裏あるからこそ成立するのだから。